- 2013年11月 2日 21:04
- 週刊みなみ 74
最近ますますわからない
絵を描き始めて、パフォーマンスや映像や音や立体物も作るようになり
それらを混ぜ込んで展覧会をするようになってきたら
インスタレーションと言われるようになって
いつの間にか作品の説明が要求される現場にいるようになってしまった
でもぼくはできないしする気もない しようがない
頭の中の感覚を言葉にしようがないから形にしてる
現代美術て現場は言葉とか説明にとらわれすぎてないか?
気にいってしまったスナックの店内や古びたブティックのどこがどう良いとか
自分の感じてる全身の震えをどんだけ言葉にしてもその感じは出ない
ぼくのやりたいことはそれに似てるかもしれん
と、ぼくの作業場で乱雑と転がる作品やあらゆる廃材や空気が言ってくる
この部屋がすでにどんな展示より良いのかもしれん
スナックやブティックのように そのままの活けの刺身がうまいんや
代官山、浮楽の回転、上野公園、大和郡山、hanarart2013、瀬戸内国際芸術祭、岡山