- 2016年4月29日 23:46
- 月刊みなみ 7
興味深い文章を読んだのでメモ。
本来「美術」とは
明治時代にドイツから輸入された翻訳概念であり
必然的に西洋を意識して生み出された。
「何が美術であるか」を規定するのは社会的・歴史的要因であり
「もの」自体が美術であることを主張しているわけではないという意味においては
美術はひとつの「制度」である。『眼の神殿』(美術出版社 1989年)
まさにそうであって、この制度という啓蒙によって美術と非美術の境界が設定され
評価という構造を作り、ついには規範の内面化が行われるといった事態=様態
ぼくらはこの翻訳概念によってできた美術に踊らされている。のか。か。か。
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