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2010年2月16日 01:38
クリームソーダ

僕は今「クリームソーダ」に魅せられているのです
突然意味がわからず何かに惹かれることがあるのだけども
今回はクリームソーダなんやった
3年くらい前から無性に
特定したある一つの存在にのめり込んでいく症状が生まれた
初めは「バナナ」でした
バナナが何かを僕に求めだしたとか 僕がバナナに何かを求めだしたとかじゃなくて
いきなり熱烈になってしまった
でもそれは果物としてではない、ましてや味のそれではなくて
「バナナ」の物理的存在やった
名前にも惹かれた、フォルムにも惹かれた、バックグラウンドにもちょっとね
剥かれて出てくる実にもそーとー惹かれたかな
でも興味でも評論的な位置でもなく単純に僕が
「バナナは良い」。これに限った
恋に似てる
これを共有することは難しいやろなぁて思ったけど
バナナが良いていうことをその時いろいろ周りにしゃべってたと思う
つたわらんことわかってて

やがてバナナの存在が落ち着いてきた時
何かの本でみた
「らんちゅう」が落雷のように僕の心を痙攣させた in New York
これもまたわけがわからなかったし
金魚についてあまりにも無知やったし当時
とにかくハマッタ!アメリカにいて日本のものに嫉妬してたなぁ良過ぎて
こだわりとセンスが良過ぎて日本人最高やないですかて改めて思った
文化的バックグラウンドがおもしろい金魚やけど
らんちゅうは異端な魅力を限りなく愛好させるフォルムを確実に備えていた
でもそこにもまた手に入れたいとか育て方やなくて
素材事態が僕のなかで「良い」のでした
この良いははっきりとただの過度の好みでオナニーかもしらん
しかしとにかくらんちゅうにも恋をした
写真や動画を観るよりも
頭の中で想像して泳がせることや名前を発語することに
むしろ興奮していた
いっぱい絵も描いたし性的思想の素材にまで成り上がった

そして最近「クリームソーダ」がきてしった
これにも何でかとか、きっかけは無くて
突然僕の中に住み着いていた
もちろん気になるからレストランで注文して飲んだ
けど、味じゃないねんな
やっぱり単純にビジュアル。まずこれは間違いない
それと後ろに見えてくる時代の匂いに魅せられてしまう
例えばプールサイドに立てたレインボーのパラソルの影で
ビニルチェアに寝そべる頭にサングラスをかけた水着のおねーさんが
クリームソーダを飲んでいる快晴の夏
この条件が一瞬で僕の感情をウインドサーフィンに乗せてゆく
さらにミュージックやファッションが同時に飛び込んでくる
それはさり気に乗っかるチェリーが演出しているのを僕は知ってしまった
クリームソーダの「良い」を共有するのはやはり他同様難しいかもしれないけど
魅力が視覚的色彩要素として説明しやすい内容が多い分
とりあえずみんなが良いじゃんて思える存在なんじゃないかなて思うことは思う
ニューウェーブ的な流行が一部の人間のアーカイブを進化させてる現代
クリームソーダの良さはその時代の模範的な魅力を象徴してるかもしれない
まぁ僕はそんなことはお構いなしに好きなんです
今「クリームソーダ」に魅せられています

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